October 04, 2016
[視覚で音を習得する。]
Sくんは幼稚園の年少さん。
現在、プライベートクラスでがんばってます。
ただいま、クラスメート募集中です。
お母さんいわく、
家では野生児!なので、座っていられることがスゴイ!
とのことですが、
クラスでは、ちゃんとこうやって課題をこなしています。
まあ大概、お母さんやお父さんに見せる顔と、外の顔は違いますよね。
ボク、ほんとはデキルオトコなんだぜー。
そもそも、ひとりで1時間、レッスンができることがすごい。
私にとっても、楽しくて和む1時間です。
そんなSくん、
クラスで配布する英語のミニブックをとてもよく覚えてきます。
これを一緒に読んでいるとき、
Sくんは、ずっと私の口元を見ています。
ご飯粒が付いているから、、
というわけではなく、
口元の動きで、発音を真似しているんです。
例えば、f の唇に歯を当てる動き、
b や p の破裂音を出す前に、上下の唇を合わせる動き、など、
ジーッと見て真似しています。
そして見たままをそのまま音に出せるので、私が読むすぐあとに、重ねるように英語を発話してくるのです。
彼に限らずですが、小さな子供の方がこちらの口元の動きにとても敏感です。
大きくなればなるほどいろいろな感情が出てきて、あんまりジロジロ見ちゃいけないかなとか考え始めたり、
あるいは頭で考えるほうが得意になってくるので、口元を注視する子は減ります。
幼児のこういった素直な反応は、
英語に限らず、言語習得の基本的な反応なのだと思います。
写真を撮ろうとしたら顔を隠してしまいました。
はにかみやさんの、この可愛い笑顔が私は大好きですー
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