June 01, 2017
[英語に気づかせ続けること]
英語学習を子どもにさせようと考えたときに、
日本に暮らす子供たちにとって、圧倒的に不利だと思うことは、
日常の中に、英語が聞こえてくる機会がほとんどない、ということが挙げられます。
自然に聞こえてこない言語を、効率的に身につけさせたいなら、
親など周りの大人が努力して、子どもに英語を「聞こえさせる」必要があると思います。
この努力の量と質によって、子どもたちの習得度は明らかに違ってくるでしょう。
では、どんな努力か。
英語を聞き流しさせるために、毎朝CDをかけるひと手間。
顔を洗いなさーい!と言う後に、Wash your face! と毎日付け加えるひと手間。
「これ、英語でなんて言うの?」と聞いてきた子どもに、「さあ?お母さんわからないわ。」で済ませず、一緒にしらべてみるひと手間。
道を歩いている時に見える、英文字の看板を、立ち止まって読むひと手間。
おすすめするのは、こんなひと手間の積み重ねです。
そうやっていく中で、子どもたちも気づきます。
あ、自分の日常の中にもこんなところに英語が転がっているのだな、ということ。
英語を覚える、ということは、教科書や教室の中で完結するのではないのだな、ということ。
そんな気づきを重ねて、いずれは自分の から気づける子どもたちになっていってほしいと思っています。
えいごのおへやでは、WORD POWERと称した単語リストの配布を始めました。
教科書に出てくる順番での英単語だけでなく、
できるだけ子どもたちが目にする、知っている日常の言葉を選んでいます。
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