「英語ってなあに？」
子供にそう聞かれたら、なんと答えますか。
「学校で習う科目」でしょうか。
「将来のテストのために必要な勉強」でしょうか。
「ちょっと難しい　外国の言葉」でしょうか。

日本に暮らす子供たちが、「教科としての英語」にぶつかる前に「人と人をつなぐコミュニケーションの道具としての英語」に出合う場所を作りたい。
その思いから2010年に　えいごのおへや　を立ち上げました。

私自身が初めて英語に出合ったのは、4歳のとき、米国の幼稚園でした。
現地の友達や先生との間をつないでくれた「英語」という存在は、私にとっては“学校の科目”でも“つまらない勉強”でもなく、そのとき経験した出来事とともに自分の中に残ったものになりました。
そこで過ごした時間は、「なんだか楽しかった！」という記憶として残り、そしてその楽しかった記憶が、私と英語を長い付き合いの友達にしてくれたのです。

冒頭の問いに、私はこう答えます。
「英語を自由に使えると、世界のたくさんの人たちと話したり、世界のことを知ることができるようになるよ。英語は、みんなの未来を広げてくれる道具であり、友達だよ。」

えいごのおへやは、「英語ってなんだか楽しい！」と思える入り口でありたいと思っています。
そして子供の成長とともに、学校教科としての英語にもスムーズに対応できるよう、サポートしていきます。
えいごのおへやでは、
「15歳になったとき、自分の言いたいことを英語で表現できるようになっている」子供たちを育てることを目標にしています。

これから未来へ歩んでいく子供たち。
英語という存在が、みんなの頼もしい友達になってくれることを願っています。

講師：中村 由香